
「やりたいことはある。けれど、やり方がわからない。自分には経験もスキルもない」
何か新しいことを始めようとするとき、そんな思いが浮かび、最初の一歩が急に遠く感じられることがあります。方法の見えない場所へ進むのは、誰にとっても怖いものです。
「意志あるところに方法あり。意志は情熱・勇気・信念のうえにある」
これは、僕が18歳のときに起業した会社で、仕事訓として大切にしていた言葉です。あれから年月を重ねた今、映画制作という未知の挑戦を通して、この言葉の意味をあらためて実感しています。
方法のない場所から始まった映画制作
僕には、映画制作の経験がまったくありませんでした。どうやって映画を完成させるのか、その道筋も見えていませんでした。
それでも、合田監督の「映画を作りたい」という夢を応援したい。その想いだけは、はっきりしていました。
経験がないからと立ち止まるのではなく、まずはこの意志を掲げて一歩を踏み出してみる。すると不思議なことに、必要な出会いが生まれていきました。
映画監督として活躍されている香西志帆さんをはじめとするプロのスタッフが集まり、想いに共鳴した錚々たるキャストの皆さん(主演の山中聡さんを始め、長村航希さん、菊原 結里亜さん、辰巳拓郎さん、片岡礼子さん、大里菜桜さん、間瀬翔太さん、永野宗典さん…等々)が賛同してくれました。
先に方法があったから進めたのではありません。「この夢を応援したい」という意志があったから、必要な方法と人に出会えた。僕はそのことを、映画制作の現場で身をもって感じています。
意志は、応援のうねりになっていく
僕が考える意志は、気合いだけで生まれるものではありません。
「何のためにやりたいのか」という情熱。未知の場所へ一歩踏み出す勇気。迷ったときにも大切にしたい信念。その三つが重なったところに、意志が立ち上がるのだと思います。
意志が言葉や行動になれば、その熱は誰かに伝わります。共鳴する人が現れ、応援がつながり、やがて一人では起こせなかった大きなうねりになっていく。今回の映画制作は、その過程を僕に見せてくれています。
日々つながってくださる方々、力を貸してくださる方々には、感謝しかありません。本当にありがとうございます。
一人ひとりから受け取った応援と感謝の循環が、プロデューサーとしての僕の【覚悟】を、さらに強く、揺るぎないものにしてくれています。
何があっても、この映画を最高のカタチで完成させ、12月22日に皆様へ届ける。その約束を胸に、一つひとつ進めていきます。
方法を探す前に、意志を確かめてみる
何か新しいことを始めるとき、最初からすべての方法がわかっている必要はないのだと思います。
まずは、「何をやりたいのか」「なぜ、それをやりたいのか」「何を信じて進みたいのか」を静かに言葉にしてみる。答えが一行でも見えたなら、次にできる小さなことを一つ選んでみる。
調べる。誰かに想いを話す。詳しい人に「もっと聞かせてください」と声をかける。それも立派な一歩です。
僕は、意志があれば方法は後から必ず見つかる、と信じています。
今はまだ、道が見えなくても大丈夫です。あなたの中にある情熱・勇気・信念を、まずは一つの言葉にしてみる。そこから始まる小さな行動が、まだ見えていない方法や出会いへつながっていくのだと思います。