上機嫌でいちご・すいかを育てる農家 田上堅一

名前
田上堅一
会社名
風農園
キャッチコピー
小規模農家の成功モデルを創る
一言
朝から晩まで試行錯誤を重ねる毎日。
お客様から「こんなに美味しいいちご初めて」と言われることが最高の報酬です。
私の失敗経験を全国の農家と共有し、みんなで上機嫌に農業をやりたい。

私の想い

私が農業をする上で一番大切にしているのは、上機嫌でいたい」ということです。

朝起きてから寝るまで、イチゴとスイカのことを考え、試行錯誤を重ねる毎日。
仮説を立てて実践し、うまくいかなければ修正する。
この繰り返しが何より楽しく、私の原動力になっています。

そして何より嬉しいのは、
お客様から
「こんなイチゴ食べたことがなかった」
「こんなスイカ最高や」と言われること。
これが私にとって最高の報酬です。

これまでの実績

プレミアムいちご「紅ほっぺ」

  • 一般的なイチゴが20g前後なのに対し、80g超の大粒を実現
  • ギフトゴールドクラスは60g以上、中には100g近いものも

栽培技術の特徴

  • 大胆な摘果により一粒一粒の品質を徹底追求
  • こだわりの有機肥料のみを使用した豊かな土壌作り
  • 完熟のベストタイミングを1日単位で見極める収穫技術
  • 16年の経験で培った独自の環境管理ノウハウ

挑戦していること

革新的すいか栽培「ピノ・ガール」

現在、日本唯一の「隔離ベッド」システムによる空中栽培に挑戦しています。

独自の栽培技術

  • 地上約1mの高設隔離ベッドでの自根苗栽培
  • 空中栽培によるスイカの吊り下げ栽培
  • 一株一果主義で品質を徹底追求(慣行栽培の10倍以上の手間)
  • 非破壊糖度計による糖度12.5以上の品質保証

こだわりのポイント

  • 土壌、水分、養分、温度の精密管理が可能
  • 光合成効率と通気性を最大化
  • 病害予防効果も実現
  • 種ごと食べられる特殊品種で皮の際まで美味しい

小規模農家支援の「シンクタンク」構想

私自身が多くの失敗を経験し、**「落とし穴の位置」**を把握してきました。

背景・動機

  • 「どうすれば小さい農家でも経営を継続していけるのか」を追求
  • 全国の小規模農家が抱える共通の課題を解決したい
  • 私が踏んできた地雷を他の農家に踏ませたくない

具体的な取り組み

  • オンライン交流会(Zoom)での技術共有
  • 失敗事例データベース「地雷マップ」の作成
  • 栽培技術やマーケティングノウハウの惜しみない公開
  • YouTubeやブログでの知識共有

理念

私の数千万円の授業料(失敗経験)が、他の農家の成功につながるなら安いものだと思っています。
みんなが成功していくことを心から願っています。


真践組に期待していること

自分自身の成長と習慣化

現在の私に最も足りないのは、自分に課した習慣を継続し、積み上げていく力です。

現状の課題

  • 朝から晩まで事業のことだけを考える毎日
  • 余裕がなく、心の持ちようが狭くなりがち
  • 宅配のおばちゃんに「顔が暗い、大丈夫か?」と心配される状態
  • スタッフの話もつまらなく聞こえてしまう

真践組への期待

  • 上機嫌でいられる習慣を身につけたい
  • 心の持ちようを変える具体的な方法を学びたい
  • つまらない話も楽しく聞けるぐらいの余裕を持ちたい
  • 自分自身がかすんでいるような状態から脱したい

事業展開の戦略構築

徳島での新たなスタートと農家ネットワーク事業の具体化において、
より戦略的な思考と実行力を身につけたい。

具体的な期待

  • 投資家への事業計画作成サポート
  • 小規模農家支援事業のビジネスモデル構築
  • フランチャイズ展開の可能性検討
  • 効果的なコミュニティ運営のノウハウ習得

同じ志を持つ仲間との出会い

前向きに挑戦し続ける仲間との出会いを強く期待しています。

求める関係性

  • 互いに刺激し合える関係を築きたい
  • 異なる業界の視点から学びたい
  • 一人で考え続けることの限界を打破したい
  • 上機嫌な状態を共有し合える仲間がほしい

ビジョンの具体化

私の目指す「小規模農家が生き残れる新しいモデル」を、
より具体的で実現可能な形にしていきたい。

最終的な目標

  • 全国の小規模農家が経営を継続できる仕組みを作る
  • 私の栽培技術と失敗経験を体系化して広める
  • 農業界全体に上機嫌な農家を増やしていく
  • 単なる生産者ではなく、農業の未来を変える存在になる

真践組での学びと仲間との交流を通じて、自分自身が常に上機嫌でいられる状態を作り、
それを農業界全体に広げていく。そんな未来を実現したいと思っています。




※2025年11月1日現在