
自学塾たのまな
小倉真紀(ぐりこ)
1粒300m。私も子どもたちに元気を届けたい
「分かるが増えると、未来が輝く」—。
千葉県多古町で自学塾を営む小倉真紀さん(愛称:ぐりこ)が、
塾生1人から始めた地道な歩みと、真践組で見つけた新たな可能性。
18年の教育経験から見えた使命
教育者としての原点
- 塾講師・家庭教師・日本語教師として18年の経験
- 2013年、外国人生徒に出会い、日本語塾の構想をもつ。
- 2017年、恩人の死をきっかけに「いつか」は来ないかもしれないと起業準備開始。
- 2019年、外国人の子どもを対象とした塾を開業
「外国の子が日本で進学するってなんて不利なんだと知って、
その子たちを助けるのは自分にできるんじゃないかと思ったんです」
多古町での新たなスタート
「成田空港隣接地区で『世界に1番近い田舎』と歌っているのに、外国人は技能実習生ぐらいしかいない。
のびのびとした田舎なのに、
なぜか子どもたちも大人たちも『どうせここからじゃ行ける学校ないし』と諦めている...
そんな雰囲気を変えたくて自学塾たのまなを始めました」
3ヶ月間の劇的な変化
諦めから行動へのマインドチェンジ
「真践組に入る前は、『多古町は子どもの人口が少ないし、集客ができない』と言い訳を探していました。
でも同期の皆さんが頑張っている姿を見て、
何度も『何のために入ったんだっけ?』と自分に問いかけるように」
日報が変えた思考パターン
「毎日日報(RCAIDサイクルフォーム)を提出するために『真践組』と
検索(フォームのURLを見つけるために)するんですが、『実践』と打った方が早くて。
その度(“実践”という文字を見るたびに)に
『私は実践出来てるかな?』とグサグサ刺さって(笑)。
最初はアーケイド(RCAID)サイクルの日報で反省点ばかり書いていたのが、
『これができた、これができた』という視点に変わったら、行動できない自分を責めなくなりました」
具体的な成果
- 塾生:倍増(100%アップ)
- 昨日、新たに体験申し込み獲得
- 「送り迎えが遠いから無理」→「そちらで人数集めてくれるなら私が行きます」という発想転換で出張授業を実現
「以前なら『無理です』で終わっていたことを、『どうしたらできるか?』を考えるようになったんです。
プレゼン中にお母さんから連絡が来て、夏の出張授業が決まった時は本当に嬉しかった!」
地域密着への戦略
「『物理的に送り迎えが遠いから無理』と言われたお母さんに、
『そちらで人数集めてくれるなら私が行きますよ』と提案。
すると実際に夏の出張授業が決まりました」
未来への目標
地域のシンボルを目指す
「多古町という小さい町で、小中学生の指導といえば『ぐりこ』と言われるような存在になりたい。
そのために子どもたちが自学塾たのまなに行ったことで夢を持てるようになった、
努力することができるようになった、挑戦できるようになったと言ってもらえるよう頑張ります」
具体的な行動計画
- 年内に塾生を増やし、売上を倍以上に
- 毎月無料のフロントエンドイベントを開催
- 出張授業の拡大
「グリコのキャッチコピー『1粒300m』のように、私と話をした相手がちょっとでも元気になってくれたら嬉しい。
真践組の同期の皆さんが頑張っている姿を見せてくれたことが、一番大きな力になりました」
『どうせこの町から行ける学校なんてない』と誰しもが諦めている多古町で、
『どうしたらできるか?』を考えるように変化。
さっきプレゼン(この講義)中に、先日アプローチしていたお母さんから
“出張授業”の依頼の連絡がきました!本当に嬉しいです!
グリコ1粒300mのように、私も子どもたちを元気にしたいんです