増田乃美
- 名前
- 増田 乃美
- キャッチコピー
- 対話型組織クリエーター
- 一言
- 「対話型組織クリエイター」として教育現場に革新をもたらす。深い対話を通じて教員の潜在能力を引き出し、生き生きとした学校文化の創造に挑戦中。対話を軸に、先生・生徒・保護者をつなぐ新しい教育環境づくりを目指す。
お仕事内容
増田乃美さんは、「対話型組織クリエイター」として、
主に学校組織を対象に活動しています。
その目標は、対話を組織文化の中心に据え、教育現場をより活気あふれる環境へと変革することです。
主な活動内容:
- 対話文化の醸成: 日常的な深い対話を通じて、教員間のコミュニケーションを活性化し、組織の風通しを良くします。
- コミュニケーションスキルの向上: 教員のコミュニケーション能力を高め、より効果的な情報共有と協力体制の構築を支援します。
- メンタルヘルスサポート: 教員の心理的負担を軽減するため、傾聴とカウンセリングを行います。これにより、教員が自信と誇りを持って教育に従事できるよう後押しします。
- 心理的安全性の確保: 教員が自由に意見を述べ、互いに助け合える環境づくりを推進します。
- 人材リソースの活用促進: 各教員の持つ専門知識やスキルを組織全体で共有し、学校のポテンシャルを最大限に引き出します。
増田さんは、1週間から2週間に1回のペースで実際に学校を訪問し、
教員との対話セッションや組織改善のためのワークショップを実施しています。
単なる業務連絡を超えた、深い対話を日常的に行える組織づくりを目指し、教育現場の質的向上に貢献しています。
「対話の力で、教育現場を変える」
私の名前は増田乃美。
「対話型組織クリエイター」として、日本の教育現場に新しい風を吹き込む仕事をしています。
でも、正直に言うと、この道を選ぶまでには長い回り道がありました。
大学を卒業した当時の私は、
「絶対に学校の教員にはならない」と固く心に決めていました。
学校という組織の閉塞感や、「こうあるべき」という固定観念に縛られる世界に、何か息苦しさを感じていたんです。
そんな私が選んだのは、学習塾の教師という道。
生徒たちと向き合う中で、もっと深くコミュニケーションを取りたい、
本当の意味で生徒や保護者の力になりたいという思いが強くなりました。
その思いに突き動かされ、教育分野に特化したコーチングを学び始めたのです。
ところが、コーチングを学ぶ過程で思わぬ発見がありました。
相手とのコミュニケーションを深めるはずが、むしろ自分自身と向き合うことになったのです。
自分の中にある無意識の制約や思い込み、そして可能性に気づいたとき、衝撃を受けました。
「もしかしたら、学校という組織も同じなのではないか?」
その気づきが、現在の仕事につながる大きなターニングポイントになりました。
退職を決意し、コーチングの普及活動に携わる中で、
熱心な学校の先生方と出会いました。
彼らの「何とかして学校を変えたい」という熱意に触れ、
かつての自分が感じていた閉塞感は、実は多くの教育者が感じていることだと知りました。
そして、ある私立高校の校長先生との再会が、運命を決定づけました。
「学校を変えたい。力を貸してほしい」というその言葉に、心が震えました。
しかし、スタートはスムーズではありませんでした。
活動を始めようとした矢先、コロナ禍が襲いかかったのです。
でも、この逆境が却って私の決意を固めました。「こんな時代だからこそ、対話が必要なんだ」と。
現在、私は週に1〜2回、学校に足を運び、先生方と深い対話を重ねています。
私の強みは、組織の外部者でありながら、内部に深く入り込めること。
立場や年齢に関係なく、あらゆる先生方と本音で語り合える関係を築いています。
この活動を通じて、驚くほどの変化を目の当たりにしています。
対話を通じて生徒の主体性を引き出し、教育の新たな喜びを発見する先生方。
自信を取り戻し、生き生きと仕事に向き合うようになった先生方。
そんな姿を見るたびに、この仕事の意義を実感しています。
しかし、これはまだ始まりに過ぎません。
私の夢は、対話が当たり前の文化として根付いた学校を、日本中に広げていくこと。
先生、生徒、保護者、そして地域社会全体が、開かれた対話を通じてつながり合う。
そんな教育環境を創り出すことです。
「対話」は、決して難しいものではありません。
でも、その小さな積み重ねが、大きな変革を生み出す。
私はそう信じています。
かつて学校に背を向けた私が、今は学校と真正面から向き合っています。
この経験が教えてくれたのは、「変わりたい」と思う気持ちがあれば、
どんな組織でも、どんな人でも変われるということ。
これからも、一人でも多くの先生方、
一つでも多くの学校の力になりたい。
そして、子どもたちが生き生きと学べる環境づくりに貢献したい。
私の挑戦は、まだまだ続きます。
真践組ZONEメンバーの皆様へ:共に創る「対話の文化」
私、増田乃美は、真践組ZONEの一員として、
このコミュニティをさらに素晴らしいものにしていくために、皆様と共に新しい挑戦をしたいと考えています。
私の夢は、このZONEを「対話が文化となるコミュニティ」に育てていくこと。
それは、単なる情報交換の場ではなく、互いの知恵と経験を分かち合い、共に成長できる場所を作ることです。
具体的には、「専門家による対話型ワークショップ」を定期的に開催することを提案したいと思います。
このワークショップでは:
- 各分野の専門家である皆様に、最新のトレンドや興味深い情報を共有していただきます。
- その情報を基に、参加者全員で対話を行います。
「もしあなたならこの状況でどう対応する?」といった具体的な問いを設定し、
様々な視点から意見を出し合います。 - 小グループに分かれて議論を深め、その後全体で共有する時間も設けます。
このワークショップを通じて、皆様には以下のメリットがあると考えています:
- 他分野の最新情報を得られ、視野が広がります
- 多様な考え方に触れることで、柔軟な思考力が養われます
- 新たなビジネスアイデアやコラボレーションのきっかけが生まれます
- メンバー間の絆が深まり、より強力なネットワークが構築できます
- 仕事だけでなく、個人の人生も豊かにする知恵が得られます
私は、このワークショップの全体設計とファシリテーションを担当させていただきます。
皆様の専門性と経験を最大限に活かし、
互いに学び合える場を作り上げていきたいと思います。
この取り組みを通じて、
真践組ZONEが「対話の文化」を体現するコミュニティとなり、
そこから生まれる新しい価値が社会全体に広がっていくことを夢見ています。
皆様のアイデアや意見を大切にしながら、
共にこの挑戦を進めていけることを心から楽しみにしています。
一緒に、このコミュニティをさらに魅力的で価値あるものにしていきましょう!